12月
秋が短くて急に冬の天候となりました。ヒトの身体は急な気温の変化に弱く体調を崩した方も多かったと思います。清水区では11月の半ばからインフルエンザの流行が学校を中心に始まりました。殆どがA型ですが少数B型も出現しているのは注意が必要です。
また新型コロナの発生も看過できません。しばらくはこの2疾患の流行が続くと思います。 感染性胃腸炎もこの時期には増加してきます。朝晩の気温差が大きいとお腹を壊す人が増えてきます。朝食では少し温かいものを食べて体を温めておくのも大切です。
最近、TVコマーシャルでHPVウィルスワクチンの接種に男性も関心を寄せるように促すものが流れていますが、女性のワクチン接種率を高める事が大切です。確かに医学的には男女に関わらずウィルスに対して予防することは大切ですが、先ずは子宮頸がんを確実に予防することが大事です。
インフルエンザの予防接種が完全に終了しないまま流行が始まってしまいましたが、まだかかってない人はなるべく早く接種をして下さい。
経鼻式のワクチンと従来通りの注射式のワクチンがありますが大きくは効果に差はないと思います。とにかくなるべく早期に接種しましょう。
そのほかはマイコプラズマ肺炎とRSウィルス、溶連菌感染症が散見されます。これから気温もグッと下がる日も多くなってきますが日頃から軽い運動を心がけて冬でも少し汗をかくようにしておきましょう。
あと、今年も残り1ヶ月となりました、もう少し頑張れば冬休みです。
楽しく過ごせるように睡眠と食事に気をつけて下さい。
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