8月
毎日が酷暑の連続で体力が相当低下している人が多いと思います。
北海道でも40度に迫る高温が続き列島全体が温泉状態になっています。こうなると真夏の水不足や野菜不足も懸念されます。
連日、マスコミなどで報道されているように熱中症については皆が注意されていますが夏の感染症も増加して生ます。
感染性胃腸炎が多く伝染性紅斑、プール熱、ヘルパンギーナ、手足口病が増えています。暑い季節は必ず増加する夏風邪ですがそこにコロナウィルス感染症が不気味に混ざっています。やはり大勢の人が集まるお祭りやイベントでの集団感染が増えています。暑いのでマスクは中々装着しづらいですがこまめに手指消毒をして下さい。
流石にこのような気候で外遊びは積極的には出来ませんが、軽い運動は必要ですし軽く汗をかく習慣はつけておきたいです。
また水分を多く摂るのも大事ですができるだけ食事でも水分補給ができる野菜や果物を摂取して下さい。また、睡眠もこの時期は比較的浅い睡眠になりがちなので短い時間の昼寝も大事です。
お薬の話ですが全国的に抗生剤と咳止めの薬が不足しています。こんな時代に何故❓と思う方も多いと思いますが、世界中の紛争や貿易の問題も絡んでくるのと原材料の不足や労働問題も関係して来るので複雑です。国の薬価の決定も企業側の生産能力に影響を与えている可能性もあります。こうなると政治の世界なので将来を見越した政策が必要になってきます。しかし、現実に薬がないでは現場は進みません。何とかやりくりして頑張っていますがこれ以上薬剤不足が続くと医療崩壊となってしまいますので医療制度の改革も早く着手していただきたいと思います。
この暑さを何とか乗り切って楽しい夏休みを過ごして下さい。
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