村上小児科のホームページ 今月の診療予定 先生からのお話

今日は、村上仁です

2月

 『今年の冬は暖かいですねえ』と言うのが皆さんの口ぐせになるほど確かに朝、晩は冷えますが昼間は日が出るとポカポカとした小春日和が続きセーターを着るなんて想像もしないくらいの暖冬です。それでもインフルエンザは流行してきました。但し、波があるようである学校のあるクラスだけ多いとか部活の仲間だけが罹患するとか限定的な流行です。A型インフルエンザが多いのですがB型インフルエンザも出現しています。薬は何もよく効きますので乳幼児は0病日から第5病日のうち第3、第4、第5病日まで3日の平熱を確認し、かつ食欲や咳などが改善していることを条件として、小学生以上は第4、第5病日が解熱してかつ咳など他人に移さない症状の改善が見られた場合に登校が許可されます。最後の1日が判断が難しいですが、今年から治癒証明書の代りに罹患証明書に変更がありましたので少しはわかりやすくなったと思いますが、早く行かせたい親と出来る限りゆっくりさせたい学校との間でトラブルが絶えないようです。小児科医の立場とすれば現実的には1週間休んで頂きたいところです。合併症としてなかなか気管支炎の症状が治まらないのでゴホゴホと咳がひどい場合には出来る限り治ってから登園、登校をして欲しいと思います。
 諸外国では日本のようにすぐに検査をしたり抗インフルエンザ薬を投与することはありませんので、大体1週間から10日間くらい休ませるという事のようです。保険制度の違いが大きいと思いますが、薬好き、検査好きな国民性もありそうです。しかし世界に冠たる保険制度も経済的には国費を圧迫しているようで毎年医療費では問題になるようです。何でもかんでも他人に任せるのではなく自分で出来る事はなるべくするようにして、専門的なアドバイスを受けてそれぞれが工夫するということも大切に育てたい事です。
 中国で俄かに大流行しだした新型コロナウィルスの肺炎問題ですがWHOが毎日ピリピリとして観察しています。想像以上に流行しそうですが、正しく恐れて冷静に対応したいものです。  まだ寒さもわかりませんので手洗い、マスクによる咳エチケットを忘れずに過ごしましょう。




毎日帰宅したら、手洗い、うがいを忘れずに。この習慣が感染症を予防します。

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