11月
真夏のような天気から一転して急に涼しくなり慌てて長袖やカーデガンを出した人も多かったと思います。天候の急変で喉を痛める人が増えてインフルエンザも増加してきました。まだインフルエンザの予防接種も始まったばかりなので心配です。昨年からインフルエンザのワクチンが従来の注射と点鼻タイプの接種が可能となりました。どちらが効果が高いのかはまだ比較例が少ないのではっきりしませんがデータではあまり差はないようですが注射より点鼻式の方が負担が少ないとは思います。この時期は鼻の詰まるお子さんが多くやりにくいかと心配していましたが割合に接種を断念する人は少ないようです。
マイコプラズマ肺炎が全国的に増えています。今年は夏が長く部屋を締め切っていた時間が長くエアコンもフル稼働していたと思いますので換気が不十分だったことも増加の一因だと思います。
RSウィルス感染症も園を中心に増加しています。喘息の発作のような咳と発熱が特徴でやはり乳児から3歳までの児童が重症化しやすいようです。予防接種が開発されていますが妊婦さんの接種が始まっています。胎盤からの胎児への移行により感染を予防させるのが狙いです。小児への接種は検討が始まったばかりでこれから数年以内に始まると思います。
寒暖差で喘息や鼻炎の人が増えています。しっかりと予防しておくことが大切です。かかりつけ医に相談して予防をして下さい。
これから空気も乾燥して喉を痛めやすくなりますのでうがいと手洗いが大切です。人混みに出かける時はマスクの着用も忘れずにして下さい。
睡眠と食事も大切です。特に朝食をしっかりと摂って下さい。
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